バイナリーオプションの税金は?
国内業者と海外業者で税金を比較
バイナリーオプショオンである程度利益を出すと、FXなどと同様税金を納める必要があります。しかし国内業者を使うか、海外業者を使うかで税金の種類が違ってくるので、利用業者を決める前にある程度把握しておく必要があるのです。
それでは、国内と海外のバイナリーオプションの税金を比較してみよう。
国内バイナリーの税金を確認するにはコチラ ⇒ 《 国税庁:株式・配当・利子と税 》
海外バイナリーの税金を確認するにはコチラ ⇒ 《 国税庁:No.2260 所得税の税率 》
比較すると一長一短な気がしますね。甲乙付け難いというのが本音。というのも、年間の利益が900万円未満なら海外業者、900万円以上なら国内業者の方が税金はお得という事になるのだ。
しかし、始めたばかりのトレーダーが年間に900万円も稼ぐのは難があるので、それを考えると国内業者より海外業者のほうがいいと言えるかもしれません。
国内業者の税金は3年繰り越しが可能
上記では海外業者のほうがいいと説明しましたが、国内業者を利用するメリットも存在することを忘れてはいけない。それがこの「損失は最大3年間繰越可能」という点。そのため、国内業者を利用する場合は仮に利益が出ない年があっても必ず確定申告を行う必要があるのです。確定申告を怠ると、損失の繰越はできません。
仮に、今年、来年50万の損失が出て、2016年に300万の利益が出た場合、損失分の確定申告をしているときとしていない時では2016年の税金支払い時にこれだけの差が出てしまう事になる。
これだけの金額の差があるのは国内の損失分を3年間繰越の最大の強みと言えるだろう。
海外業者の税金を国内の税金と比較
海外業者の場合は国内のような繰越は出来ないが、900万円以下なら国内より税金が安いというメリットがあり、ある程度安定して利益を獲得できるようになるまでは、海外業者のほうが税金はお得になる。
これを国内業者の税金と比較してみると(国内は一律20.315%のため、海外基準とする)
ちなみに、海外業者より国内業者のほうが税金が安くなるラインは1200万円前後です。なので、上記では900万円以上ならと説明してきましたが、実際には1200万円以下なら海外業者のほうが税金は安いという事になります。
これだけ見ると、3年間繰越が出来るという点を除いては海外業者が勝っているように思えます。業者選びを行う際は税金の事を考慮して業者を選択するというのも一つの手段と言えるでしょう。
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