ローソク足の読み方
ローソク足とは
投資経験者なら「何を今更?」という話ですが、これから投資を始める方のために。
投資の知識がなくてもよくニュースや新聞で下記のようなチャートを目にした事はないだろうだか?
これは「ローソク足」と言い、値動きを表していて最も基本的なテクニカルチャートの一つなのだ。
ローソク足は四角の形をした「実体」と、その実体から上下に伸びた「ヒゲ」で構成されており、一定時間のチャートの動きを示している。ちなみに一定時間の種類は豊富で、月足、週足、日足、1時間足、30分足、5分足など、様々な時間で設定することが可能です。(上記のローソク足は月足)
ローソク足の見方
実体の色の違い
ローソク足には2種類あり「陰線」と「陽線」に分けられている。陰線と陽線は実体の色で分けられるが、この2つにどういう違いがあるかというと
【 陰 線 】 : 一定時間の最初の価格より最後の価格が下がった時の事
【 陽 線 】 : 一定時間の最初の価格より最後の価格が上がった時の事
となっており、始値より最終的に上がったのか、下がったのかという事で分けられているのです。
ヒゲの意味
実体から伸びているヒゲは値動きの幅を示す。実体から上に伸びたヒゲは高値、下に伸びたヒゲは安値を示しており、そのローソク足でどれだけの値動きがあったかというのがわかるようになっている。
上記の説明だけではパッとしない!という方は下記を見て頂きましょう。左にあるのが一定時間のチャートの動きとして、それをローソク足に直すとグラフ内右にあるローソク足になるのが判ります。
ローソク足は一定期間の値動きを示すだけではなく、時間軸に沿って並べることでそのチャートが上昇傾向にあるのか、下降傾向にあるのかを判断することが可能と言える。
基本的にバイナリーオプションはFXなどと違い短時間取引なので、あまり長いスパンでロウソク足を見る必要性は薄いですが、5分足や10足と言った比較的短いスパンのローソク足の活用は有効でしょう。
しかし、長期間のローソク足が全く意味がないというわけではありません。短期間のローソク足も、考えてみれば長期間のローソク足の一部なわけですから、長期的なトレンドが短期的なトレンドに影響を与える可能性はゼロだとは言えないだろう。つまり、長期的なローソク足はそのトレンドの傾向を掴むためにも無視していてはいけないという事になる。
再度最初のローソク足を見てみるとわかるように、値上りと値下りを小まめに繰り返してはいるが、長いスパンでみると今このチャートは上昇トレンドだという事が判断できる。
コメント
最新の記事
PICUP
- 新しい記事はないようです